履歴書を点検しよう③ ~志望動機を確認する~
前回は、「自分のトリセツ」を作りました。今回は、できあがった「トリセツ」を使って、「説得力ある分かりやすい履歴書」を書く方法を伝授します。
実は、「自分のトリセツ」の各項目には次のような意味がありました。
1)商品説明:志望動機
2)取り扱い上の注意:克服すべき課題
3)上手な使い方:自己PR
4)今後の商品開発の予定:目標
もうお分かりだと思いますが、「自分のトリセツ」を作るということは、採用担当者が最も重視している「志望動機」を「自分の言葉」で表現するということなのです。
あなたは、「自分自身のセールスマン」です。志望する会社の求めている人物像に対して、積極的に自分自身の商品説明をしましょう。そのためのパンフレットが「履歴書」であり、「履歴書」を書く材料が「自分のトリセツ」なのです。
具体的には、履歴書の志望動機欄に、「トリセツ」の「商品説明」の項目で書いたことをまとめます。もう自分の言葉で書くことを意識する必要はありません。「トリセツ」自体が自分の言葉で書かれているのですから。
志望する会社で自分が働いている姿をしっかりイメージしながら、採用担当者に「なぜ応募したのか」を訴えかけましょう。
もし、十分な商品説明ができない場合は、「上手な使い方」や「今後の商品開発の予定」を書きましょう。「万能ではないけれど、活躍できる場面もある」、あるいは「今はできないけれど、仕事の合間に勉強中だ」といった前向きなPRも採用担当者の心を打ちます。
ここまで来れば、あなたの履歴書は、ほかの人とは一味違った“キラリ”と光る内容になっているはずです。自信を持ってがんばりましょう。
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