採用担当者にとって魅力的な履歴書とは
自分の魅力を採用担当者にアピールするための自己PRは、履歴書の中で最も重要なことです。
でも、それを比較的に自由に記述できる欄は、履歴書では「志望動機」「特技・趣味・得意科目」位しかありません。
その限られた小さなスペースを使って、自分をいかに採用担当者に印象付けられるかが、
次のステップの面接につながる大きなカギとなります。
最初に「志望動機」の書き方ですが、まずしなければならないのが自己分析です。
第25回・第26回でも取りあげていますので、参考にしながら、自分を改めて見つめ直してみましょう。
次に来るのが、その中で自分の魅力としてアピールできるような長所とそれを裏付ける過去の経験を探し出すことです。
しかし、ここで注意しなればならないのが、それが応募先にとって採用する際の「決め手」になるようなものであることです。
事務系、技術系、労務系と職業には実にいろいろなものがありますが、求められる資質、知識・経験もそれに応じて様々です。
「まじめさ」「社交性」「手際のよさ」「正確さ」「粘り強さ」「専門知識・経験」…などの中で、「採用担当者が今回の求人で応募者に求める最も大事な要素はいったい何か」を考えながら、それに合った自分の長所、経験を導き出すことが大切です。
そして、その見つけ出した自分の長所、知識・経験を「応募先の会社にために生かしたい」と簡潔に書いて結ぶのです。
余計なことは一切書く必要がありません。「特技・趣味・得意科目」の欄も同様です。
こちらは文章にしなくても箇条書きで構いませんが、特に書く内容が多すぎる場合は、その会社にとって最も関心があることに絞って記入することが大事です。
前の記事 | お役立ちコンテンツTOP | 次の記事