パソコンの積極的活用①
厳しい雇用情勢を反映して、「履歴書を出してもなかなか面接にこぎつけられない」という声を数多く聞きます。
本来ならば、働きたい仕事・職種のイメージを明確にした上で、志望動機を明確にし、履歴書は気持ちをこめて丁寧に手書きで書くのが望ましいのですが、場合によっては何十枚もの履歴書を書かなければならないということになると、そのようなことも言っていられません。
第47回、48回で「たくさんの履歴書を効果的に書く方法」を書きましたが、今回と次回の2回に分け、あえてパソコンを積極的に活用するメリットとテンプレートの活用方法についてご紹介いたします。
1.パソコンを活用するメリット
①字に自信がない人でも印刷されたきれいな字で履歴書が書ける。
②「名前・住所・生年月日・学歴・職歴」など基本的に変更しない内容については、以前作った履歴書を活用できる。
つまり、これらのメリットを活かすと、大量の履歴書を作成することができます。
2.パソコンを活用するデメリット
①手書きで書くことによる丁寧さをアピールできない。
②同じ内容で画一的になってしまいがち。
ただし、アルバイト急募など応募の早さが重要な場合は、そのことをあまり気にする必要はないでしょう。
なお、パソコンで以前作成した履歴書を活かして、新たに履歴書を書く場合、以前作成した会社名がそのままになっているなど、手書きでは考えられないミスをしてしまう場合がありますので、作成した履歴書は必ず読み返してみましょう。
次回は、テンプレートの活用方法についてご紹介します。
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