履歴書を点検しよう① ~履歴書を書く目的を考える~
みなさんは、初対面の人と会ったときに、どんな話題から話をするでしょうか。名前、仕事、趣味、家族など、その人がどんな人なのかをまず聞いてみたくなるのではないでしょうか。
配偶者の扶養義務、配偶者の有無については、“有”か“無”のどちらかを選択します。扶養家族がいる場合は、人数を半角で入力して下さい。
採用担当者も、入社を希望する人がどんな人なのかを知りたがっています。しかし、限られた採用面接の時間だけでは、十分な情報を得ることができません。そこで、採用担当者は、履歴書を事前に書いてもらうことによって、採用面接では応募者の本音を聞きだそうと努力しています。
つまり、採用面接は、履歴書を書き始めるところから始まっているのです。採用担当者はプロですから、単なる自己満足で書かれた履歴書はすぐにわかります。逆に、採用担当者が聞きたいことを意識して、丁寧に書かれた履歴書は好感が持てますし、「会ってみたいな」とワクワクします。
また、採用担当者は、履歴書を読みながら、応募者のイメージを膨らませます。そして、採用面接は、そのイメージを確認するために行われます。ですから、限られた採用面接の時間の中で、履歴書に書いたことを改めて質問されるということは、採用担当者が内容を理解できなかったということです。このような時間はとてももったいないことです。自己PRをする時間を損してしまったわけですから。
忘れてはならないことは、履歴書の目的が、「採用担当者が面接する気持ちになっていただくこと」だということです。したがって、履歴書を書く際には、「あなたらしさ」を十分に意識して、丁寧に書くことが大切です。字の丁寧さはもちろんですが、「採用担当者に情熱を持って伝える」という気持ちで、心を込めて書きましょう。
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