趣味・スポーツ・特技・好きな学科欄の書き方
履歴書のタイプによって、「趣味」「スポーツ」「特技」「好きな学科」を書く欄が一緒になっていたり、別々になっていたりします。中には、「志望動機」と一緒の欄になっているものもあるようです。
まず、志望動機と一緒の欄に書き込むタイプの場合は、必ず志望動機から書き始めて下さい。
企業は「学歴・職歴」「資格・免許」の各欄でその人が仕事をする能力があるかどうかを見極める一方、働く意欲があるかどうかを「志望動機」欄で判断しています。
応募してきた人の職務遂行能力と勤労意欲をみることは、採用側にとっては最大の関心事なので、趣味、スポーツなどよりも必ず先に書くことが鉄則になります。
では、なぜ採用企業が「趣味」「スポーツ」「特技」「好きな学科」を履歴書に書かせるのでしょうか?
それは、応募者の「人となり」を知りたいからです。
企業は一人ひとりで仕事をするだけでなく、チームワークを働かせないとできない仕事もたくさんあります。その時に、他の人との協調性があるかどうか、コミュニケーション能力があるかどうかなどを知る手掛かりとなるのです。
書く内容ですが、「趣味」の場合、読書、映画鑑賞、俳句、ドライブなどさまざまあるでしょう。
読書、映画鑑賞なら好きなジャンル、俳句なら所属サークルの名前、ドライブなら一人で行くのか、頻度や最近行った先などを、具体的に書いた方が良いでしょう。
よく尋ねられるのが「特技」ですが、これも基本的に何でも構いません。
手品、隠し芸といった趣味に近いものから、速読、暗算、記憶力、早口言葉、ものまね…いろいろとあると思いますが、やはり具体的にどういうことができるのか、また、それによって周囲からどう評価されているか(飲み会で披露して喜ばれている)などを書き込むことが大切です。
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