職務経歴書の構成(ストーリー)を考える
今回は前回5W2Hの視点で書き出した基本的な事項を、どのような構成(ストーリー)でまとめていけば良いかをアドバイスしていきます。
実は職務経歴書に書く項目は、面接で質問される内容とほぼ同じと考えてよいでしょう。
「面接」の際の一般的な流れは、
①自己紹介と簡単な職歴の説明
②今までの職務内容に関する詳細説明
③入社後にどんな貢献ができるのかという説明
④アピールポイント・伝えておきたいことの説明
おおよそ上記のような流れになるケースが多いと考えられます。
一方、「職務経歴書」の書式について、基本的には自由ですが、一般的記載項目としては
①職務要約
:今までの職務経験を簡潔に説明する
:職務経歴書全体の「あらすじ」として捉える:100字程度
②職務経歴
:今までの職務内容や成果を具体的キーワードや数値で説明する
:時系列でまとめ、実際に仕事をしている姿がイメージできるようにする
:なるべく箇条書きで書くことを心掛けて。体言止めも効果的
③活用できる知識・経験・スキル
:今までの職務で培ったスキルを応募企業でどのように活かせるのか(箇条書きで)
④自己PR
:志望動機や意気込みを訴える
上記項目があげられます。
4つの項目を「ストーリー化」し、わかりやすい内容にすることがポイントです。
【例:ストーリーイメージ】
「私は今までこのような仕事をしてきて(①)、具体的には○○という内容です。(②)」
「その中で○○の経験やスキルが、御社の○○の分野で活かすことができます。(③)」
「御社の○○がたいへん気に入り、ぜひ入社して○○に貢献していきたいと思います(④)」
職務経歴書の内容と面接での回答趣旨が一致していることが大切ですね。
職務経歴書を「ただの手続き書類」と考えて提出し、面接での回答と矛盾した内容になると、当然印象は良くありません。
上記内容を参考にして、「受かる!職務経歴書」を作成しましょう!
次回は、実際に職務経歴書を作成していく時の体裁などについてアドバイスしていきます。
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