本人希望欄の書き方②
「本人希望」欄は、履歴書の中でも「志望動機」欄と並ぶ数少ない自由な記述欄です。
この欄は、従来、あまり「自己主張をしないよう」にアドバイスされるケースが多いようですが、ここでは、ほんの少し工夫を加えて、自分をぐっとPRできる内容にするようにしてみましょう。
本人希望欄の項目としては、「職種」「勤務地」「勤務時間・休日」「給与」などがあります。
履歴書によっては、記入欄の中に、こうした項目があらかじめ個条書きで記載されているものもあるようです。
これまで皆さんは、勤務地は「貴社の配属に応じる」、勤務時間・休日、給与は「貴社規定に応じる」と記入し、職種については、求人にある職種をそのまま記入している例がほとんどではないでしょうか?
自己PRとして使えるのは、このうち職種の部分です。
PRのやり方としては、かりにルートセールスの経験が長く、固定客の心をつかむことに自信があるのなら「営業職」と書いた横にかっこ書きで、「特にルートセールス。過去に経験がある」などと一言書いてみましょう。
また「販売員」なら、過去にブティック店員の経験がある場合、やはりかっこ書きで「ブティック勤務の経験があり接客販売が得意」などと書いてみましょう。
こうしたことは、履歴書の経歴や志望動機の部分で書いた内容と多少重複しても構いません。採用担当者は、履歴書をざっと見ただけで見落としていることが多いからです。
書き過ぎるとマイナスとなる可能性もありますが、採用担当者への印象を強めるため、ほんの少しの工夫を試してみてはいかがでしょうか?
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