『学歴・職歴欄』について①
人の生き方は、100人いれば100通りの人生があります。同じように、履歴書も100人いれば100通りの書き方があります。しかし、市販の履歴書は、左側に「氏名」「住所」「学歴・職歴」、右側には「資格取得」「志望動機」「希望職種」「通勤時間」「扶養家族人数」など、多少の誤差はあるものの、おおよそ決まっています。よって、決められた枠の中で、どれだけご自分をアピールしていくのかが履歴書のポイントとなってきます。
履歴書の紙の中で大きく欄を設けられているのが「学歴・職歴欄」です。学歴や職歴をどれだけ埋めていくのか、またどこを強調していくのかを、記入する前に整理することはとても大事なことです。
学歴欄は、基本的に中学生は卒業年次のみを書き、高等学校以降、専門学校、短大、大学など最終学歴までは入学年次と卒業年次を記入してください。また高等学校、大学名、学部などは省略せず、正しく書きましょう。合併などで学校名が変更した場合は、現在の学校名を記入しカッコで以前の学校名を記入すると、より丁寧です。
ただし転職の場合、前職までの職歴や経験がアピールポイントになってきますので、職歴欄の記入を増やしたい方は、中学卒業年次は省略し、職歴欄を優先してもかまいません。また社会経験が長い方は、最終学歴のみの記載にとどめ、職歴欄を増やすのもひとつの方法です。
次回は「職歴」について、ご説明いたします。
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