職務経歴書って何?
前回まで履歴書の書き方やポイントについてお話してきましたが、 今回からは主に転職の応募をされる際に履歴書とセットで提出する「職務経歴書」の書き方やポイントについてアドバイスしていきます。
履歴書と違って職務経歴書にはなじみのない方も多いかもしれませんね。
履歴書は、あなたの全体像を把握するための書類であるのに対して、 職務経歴書は、「仕事」に焦点を絞り、履歴書に書いた職歴事項を企業側の採用担当者の目を引くようにさらに詳細に記述する「アピール書類」です。
今までにあなたが、どのような「業界」の、どのような「会社」に勤務し、どんな「職種」で「何」を行い、どのような「実績」あげてきたのかを採用担当者へ効果的にアピールする書類となります。
書類の体裁や書き方は基本的に自由なので、書き方によって大きく差がでてしまいますが、応募する企業の事業内容や採用したい人物像をまず理解し、応募企業ごとに記述内容を変えていくなど、十分な研究や対策が必要です。
どの企業にも同じ内容の職務経歴書を提出する人がいますが、アピールする職務経験やスキルが応募企業の採用ニーズに合っていないことがあります。
職務経歴書の優劣によって、次の面接に進めるかどうかの分かれ目となりますので、あなたの職務経験やスキルを企業側へ最大限アピールするための「戦略的ツール」と考えて綿密に準備し、作成していきましょう。
次回から職務経歴書の基本的な書き方について、具体的にアドバイスしていきます。
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