こんな時はどうする?-退職が決まっている場合の履歴書の書き方②
第41回でお伝えしたとおり、退職予定が決まっている場合には、退職の理由はできる限り書くようにしましょう。
採用担当の方は、履歴書で人物を選考するにあたって、「できるだけ優秀な人に入って欲しい」と思っていると同時に「協調性があり、入社してからもトラブルを起こさないでほしい」と考えています。
その為、退職の予定がある場合には、「なぜ退職することになったのか」について採用担当を納得させる理由が必要です。
面接に至った場合には、退職理由について「必ず聞かれる」と思っておいた方が間違いないでしょう。
退職理由の履歴書への記入方法としては、採用担当者を不安に思わせないように配慮しながら、できるだけ具体的にかつ「ひとこと」で書くことがポイントです。
たとえば「家族の介護のため」「配偶者の転勤のため」などは正当な理由が伝わり、分かりやすいので、採用担当者の印象も良くなります。
逆に、「人間関係がうまくいかない」などの理由は協調性がないなどと評価される可能性があるので、あえて書かない方がいいかもしれません。うそは書けないので書き方は難しいですが、「より自分の能力や希望が発揮できる環境で働きたくて」など、前向きさが伝わる内容の方が印象は良くなります。
前の記事 | お役立ちコンテンツTOP | 次の記事