長所、短所欄の書き方
最近の履歴書は、性格(長所、短所)欄がないことが多いようですが、面接に備えた準備(自己分析)にもなりますので、参考までに書き方をご紹介したいと思います。
まず、自分の長所、短所として、思いついた言葉をとにかく個条書きに書き出してみましょう。
「明るい」「元気がある」「優しい」「冗談をよく言う」「暗い」「くよくよする」「わがまま」「怒りっぽい」…。いろいろあると思います。
もし、長所、短所のどちらかに数が片寄るようであれば、あなたは楽天的、悲観的のどちらかの傾向が強いのかもしれませんが、この世の中、短所がない人、長所がない人は一人もいません。
長所、短所のいずれかがなかなか思いつかなかったら、書き出した言葉の裏返しを考えてみましょう。裏返しがそれぞれまた長所、短所になります。
「明るい→物事を深く考えない→そそっかしい」
「優しい→他者を気にする→優柔不断」
「暗い→物事を深く考える→何事にも慎重」
「くよくよする→自分を反省することが多い→自分に厳しい」…などです。
また、性格欄に記入する言葉としては適当でない言葉もあります。
この場合は、言い替えたり、言葉によっては性格欄への記入を避ける事が必要です。
・言い換えの例
「理屈っぽい→探究心が旺盛」「軽はずみ→積極的」「何でも一人で抱え込んでしまう→責任感が強い」など
・記入を避けたい場合の例
「約束を守らない」「周囲とトラブルを起こしやすい」など
最後はぜひ、この言葉を裏付けるご自身のエピソードを添えてください。「○○のときに××したことがあったので責任感がある」などです。
「責任感がある」と一言だけでも良いのですが、エピソードによって、採用担当者にあなたをより深く知ってもらえます。
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