思いを伝える!熱意を伝える!
みなさんは、面接官が採用面接のときに、最も何を重視しているかを考えたことがありますか?
自分の考えや意見がうまく表現できているかどうかでしょうか。
あるいは、これまでの経験や実績が選考基準に合っているかどうかでしょうか。
それとも、考え方や性格が社風に合っているかどうかでしょうか。
これらはどれも、面接官にとっては重要なチェックポイントで、採用面接では必ずと言っていいほど聞かれる定番質問です。
しかし、何より重視されていることは、「本気で入社する気持ちがあるのかどうか」ということです。
どの会社も、信頼して仕事を任せられる人を採用したいといつも考えています。ですから、「御社に入社してこんな仕事がしたい」「御社のこんな点に自分の将来をかけてみたい」など、入社したいという「思い」あるいは仕事に対する「熱意」を面接官に伝えることができるかどうかが、採用を決める大きなポイントになるのです。
そのためには、面接官としっかりコミュニケーションをとることが重要です。
一言でコミュニケーションといっても、自分の考えや意見を整理してまとめて、面接官に正確に伝えて、理解してもらうということは、大変難しいことのように感じます。ですが、ボディランゲージでもコミュニケーションはある程度できますので、すべて言葉にしなければ伝わらないということではありません。
コミュニケーション(Communication)の語源をひも解くと、ラテン語で「分かち合う」という意味だそうです。ただ一方通行で話しておしまいということではなく、声や身振り手振り、顔の表情など、表現できるものは総動員して、面接官に「思い」を伝える、「熱意」を伝えることが大切です。そして、あなたの「思い」「熱意」を面接官と分かち合うことができれば、面接官の心を「採用」という二文字にぐっと近づけることができるはずです。
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