なぜ前の会社をやめようと思ったのですか?
転職する場合、前職をやめた理由(やめようとする理由)について問われることがあります。面接を受ける方からみれば、あまり触れられたくない質問です。
しかし、企業側は、今後長く付き合っていけるかどうかを確認するために質問します。彼(彼女)に以前付き合っていた恋人と別れた理由について質問するのと基本的に同じ考え方です。前の会社をやめる理由はそれぞれ異なりますが、いくつか例を挙げてみます。
◆「給料が安すぎる」という理由
面接官は平均的な給与水準を知っていますので、極度に安い給与だったら立派な理由になります。場合によっては、「(安い給与を知っていたのに)なぜ前職を選んだのか?」と聞かれることがありますので、しっかり答えることができるようにしましょう。
ただし、前職の給与が業界水準よりも高かったり、面接先企業よりも高い給料だったりしたらNGです。
◆「上司・同僚がひどい人達だった」という理由
基本的にはヒトの悪口はNGです。面接官は協調性を重視するケースが多く、最初にあなたの協調性について疑うからです。上司や同僚からイヤミを言われただけでは、忍耐力が足りないと思われるのでNGですが、まったくお酒が飲めないのに上司から潰れるまで酒を何度も強要された、理由もなく同僚から暴力を受け続けた、などの合理的な理由ならOKです。
「~したいから御社を希望しました」というような前向きな発言の方が、積極的な印象を与えます。しかし、後ろ向き(ネガティブ)な発言でも、努力してもどうすることができない理由ならば問題ありません。
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