面接で「セールスポイントは何ですか？」「優れている点は何ですか？」などと言われてしまうと、まったく思い浮かばない方もいるかと思います。しかし、よく考えてみれば優れた点がない人間は一人もいません。いったいどうやって見つければよいのでしょうか？

子供の時から今までに、家族や友人、先生、先輩などからほめられたことをたくさん思い出してみましょう。「日本で一番」「学校で一番」である必要はありません。「やさしい」「元気がよい」といった、ちょっとしたことで良いのです。また、クラブ活動や勉強で努力したことを思い出しても良いです。多ければ多いほどセールスポイントになりますので、できるだけメモに残しておきましょう。

たとえば、「やさしい」と思い浮かべたとします。だからといって、面接で「人からやさしいと言われることです。」と答えても自己ＰＲにはなりません。面接官はあなたのことを知らないからです。

一番大事なことは、「やさしい」と言われた理由を深く考えることなのです。同級生が困っている時、なにか手伝ってあげた際に言われたのであれば、「困っている人を見るとほっとけないことです。同級生が困っている時に・・・」と答えると、面接官に「やさしい」人柄をアピールすることができます。