最近関心のあるニュースは何ですか?
社会人は日頃から新聞を読むことが求められています。新聞社が企業に行なったアンケートで「自社の社員が新聞を読むことは必要だと思うか」という問いに対して、97.3%の企業が「必要」と回答した調査結果もあります。今後は意識が変わるかもしれませんが、現時点ではインターネットで記事が読めるからといって新聞は読まない、というのはマイナス評価につながります。
面接では、新聞を読んでいることを前提に、どのような時事問題に関心を持っていて、なぜ関心を持っているのかを知るために、質問することがあります。その場合、どのようなことを回答すべきでしょうか。
面接先企業が関心を持っていそうなニュースについて答えるのが一番無難です。例えば、環境問題に積極的に取り組んでいる企業であれば、「省エネ」に関する話題などがよいでしょう。食品を取り扱う企業であれば、「食」や「デフレ」に関する話題などもよいでしょう。
逆に、政治問題や宗教問題について、面接で話すことはタブーとされています。主義・信念を主張することで、不用意な対立を生むことがあるからです。また、スポーツ・芸能の話題についてもできるだけ避ける方が無難です。例えば、サッカーの国際試合において日本が勝って感動したという話は、あくまでも雑談の中での話題であって、面接では場違いです。
面接当日にだけ新聞を読んでも、質問すれば普段から読んでいないことがわかってしまいます。普段からテーマを考えておき、理解を深めておきましょう。
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