面接で会話を盛り上げるには?
自己PRなど面接で話す内容は十分に準備したにもかかわらず、なぜか会話が盛り上がらないと悩んでいる方も多いと思います。言いたいことは確実に言えたはずなのに、どうして会話が盛り上がらないのでしょうか?
それは、あなたが面接官に会話のネタを提供していないからです。会話はキャッチボールに似ています。相手が取りやすいようなボールを投げないとキャッチボールが続かないのと同じように、面接での会話も面接官に話のきっかけを提供しないとボールは戻ってきません。具体例で比較してみましょう。
■面接官にとって味気のないつまらない会話
面接官:「これまでに最もがんばったことは?」
あなた:「朝から夜までバイトでがんばったことです。自分でもいい経験をしたと思っています。」
面接官:「ふーん」
あなた:「…」
■面接官がワクワクする会話
面接官:「これまでに最もがんばったことは?」
あなた:「朝から夜までバイトでがんばったことですが、とんでもない大失敗をしてしまったこともあります。」
面接官:「へえ、どんな?」
あなた:「実はですね…」
双方の違いはもうおわかりですね。面接での会話は一方的にシュートを打つのではなく、面接官が質問したくなるような「おまけ」を付けて返すことが大切です。面接官も初対面ですから、あなたに対する情報が不足しています。ですから、あなたの「おまけ」を期待しているのです。ひとつひとつの会話に「おまけ」を付けることで、きっと面接での会話が盛り上がるはずです。
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