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有効求人倍率

新聞、テレビでよく聞かれる「有効求人倍率」。今回は、ちょっと難しい内容ですが、就職活動を行う際にはぜひ押さえておきましょう。

有効求人倍率とは、仕事を探している人1人に対し、何人分の仕事が来ているかを表したもので、雇用環境の厳しさを測る尺度として使われています。
ハローワークに来て仕事を探している人、求人を出している企業を対象に調べているので、あつまるくんをはじめ、別のルートで仕事を探している人は含まれません。


厚生労働省が毎月末から月初にかけて、前月分を発表しています。
平成23年7月1日に発表になった同年5月の有効求人倍率の全国平均は0.61倍でした。
つまり、100人の仕事を探している人に対して、仕事は61人分しかない大変厳しい状況です。

良く似たものに「完全失業率」があります。こちらは総務省が全国から4万世帯を選び、毎月、労働力調査として発表しています。平成23年5月の完全失業率は4.5%でした。
これは、15歳以上の人(労働力人口)1000人当たり、失業している人が45人いるということを意味しています。地域ごとの有効求人倍率は、最高の福井県が1.02倍、最低が沖縄県の0.28倍でした。
地域ごとに雇用情勢が比較的良い所と悪い所があることが分かります。
一方、正社員に限った求人倍率は0.34倍で、依然、正社員になることがなかなか難しいことを示しています。

現在の雇用状況が全体的にどうなっているのか、地域、職種別にはどうなのかを考えてみることも、就職活動の一つの指針となるのではないでしょうか。

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