マーケティングとは
インターネットやテレビ、雑誌などで『マーケティング』という言葉が多く使われています。このマーケティングとは具体的にどういうものなのでしょうか?
マーケティングとはそもそも、「お客様に価値のある商品・サービスを提供する活動のこと」です。つまり「売れる仕組みづくり」のことです。マーケティングのポイントは、大きく2つあります。
①誰に何を提供するか
衣料品店に野菜や果物を置いても売れません。衣料品店のお客様は衣服を求めているからです。しかし、衣服であれば何でも良いわけでもありません。
常に変化するお客様のニーズを探り、性別、年齢、嗜好などの要因や競合他社の状況などを考慮して、お客様や商品を絞り込むことが重要です。
②製品・価格・プロモーション・チャネルの4つをどのように組み合わせるか
製品には無形のサービスやブランドも含まれます。価格とは値段を決定することです。プロモーションとは広告や販売促進のことで、サンプル提供やポイントカードなども販売促進の一種です。チャネルとは販路のことです。
これら4つを『4P』といいます。企業は他社との差別化を図るために、これらを組み合わせ、お客様へ売り込みます。
例えば、20代の女性に衣服を売り込もうとする場合、「安価な標準品質の定番商品をテレビCMで宣伝し、ネットショップで販売する」という衣料品店もあれば、「やや高価で高品質の流行商品をファッション雑誌に掲載し、店舗で販売する」という戦略をとる衣料品店もあります。
従来の仕組みで売れたものが、今も同じように売れるとは限りません。「売れる仕組みづくり」には、日々のマーケティング活動が不可欠になってきます。
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