コンプライアンス
昨今話題になっている食品偽装やマンションの耐久性偽装の問題、脱税や横領、個人情報流出、セクハラなど企業の不祥事が報じられると「コンプライアンス」という言葉をニュースなどで耳にする機会があります。
「コンプライアンス」は、直訳すると『法令遵守』となり文字通りに解釈をするならば、法律を守る(遵守する)ことになりますが、このような意味だけがコンプライアンスではありません。
法律はもちろん、社内規定・マニュアル・企業倫理・社会貢献などを遵守することや、そもそも社内規定・マニュアルをどのように作成し、社内で浸透させていくかといった企業の自発的な取り組みまでが「コンプライアンス」に含まれており、また、強化につながっていきます。
企業は利益を出すために活動をしていますが、極端に利益を追求していくと、重要事項の隠匿などのコンプライアンス違反にはしってしまう場合があります。
それが不祥事につながるのです。不祥事が起きれば、消費者や取引先からの信頼を失ってしまいます。
コンプライアンスの強化に取り組むことそのものは利益を生みませんが、重大な不祥事を起こさないよう事前防止策として必要性が高まっています。
またコンプライアンス強化に積極的に取り組む姿勢が企業の信頼度を高め企業イメージを良くするのです。
あなたの働いている会社やあなたが働きたい会社がコンプライアンスにどのように取り組んでいるのか、それを知っておくのも大切なことですね。
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