福利厚生
就職・転職先を選ぶ上で、ひとつのポイントとなるのが“福利厚生”の充実です。福利厚生の内容は企業によってさまざま用意されています。
そもそも“福利厚生”は、従業員の労働意欲向上のために賃金とは別に用意された諸政策のことを指しており、大きく次の2つにわけることができます。
①法定福利厚生
法定福利厚生は、法律で決められた制度なので、基本的にどの企業でも同じです。厚生年金保険や労働保険、法定健康診断などがあります。
②法定外福利厚生
“法定外”つまり、①以外のものです。法定外福利厚生は近年多様化する傾向にあり、企業によって大きく差が出る部分です。多くの企業で取り入れている退職金制度は、こちらの法定外福利厚生に当てはまります。
その他には住宅関連の手当(社宅、家賃補助、自宅購入資金の貸付制度など)・ライフサポート(社内食堂や食事手当、割引販売、社内預金制度など)などがあります。
企業側としては、従業員のモチベーションアップ、定着率アップや企業のイメージアップなどが福利厚生を充実する狙いになります。
現在は、こうした法定外福利厚生を専門の代行業者にアウトソーシングする企業が増えていますので、その内容をチェックしてみてもよいでしょう。
給与だけでなく福利厚生の充実で、就業後の満足度も変わってきます。福利厚生の良し悪しを就職・転職先選びの重要ポイントに挙げる方もいるほどです。
就職・転職先を選ぶときには、給与だけでなく、福利厚生についてもしっかりチェックしておきましょう。
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