ポジティブ・アクション
皆さんは、「ポジティブ・アクション」という言葉をご存知でしょうか。
これは、昔ながらの固定的な男女の役割分担意識や過去の経緯から、「営業職に女性は、ほとんどいない」「課長以上の管理職は男性が大半を占めている」等の差が男女労働者の間に生じている場合、このような差を解消しようと、個々の企業が行う自主的かつ積極的な取組を指します。
「女性の職域が広がらない」「女性の管理職が増えない」など、女性の能力が十分に活かされていない、といった場合に、課題を解決し実質的な男女均等取扱いを実現するために必要となるものです。
具体的に「3年間に女性管理職を全体の20%以上にする」「営業職を○名は女性にする」など、社内制度として目標を設定し、社内研修や昇進・昇格を実施するための取り組みのことを指します。
まだまだ普及率が低いですが、一部の企業では女性の職域拡大などを目指すための一環としてこの「ポジティブ・アクション」を導入する企業も出ています。
個々の能力を職場で活かしていく施策として注目されていますので、チェックしてみてくださいね。
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