忙しい時に追加で仕事を頼まれた時の対応
ある、職場での会話例です。
上司:「佐藤くん、ちょっといいかな。明日のプレゼン会議用の追加資料を作成してほしいのだけど。」
佐藤:「今、とても忙しいので…、後にしてくれますか。」
さて、このやりとりで上司の方はどのように感じているでしょうか。
①佐藤くんは、頑張っているのだね。
②この程度で忙しいとは何事だ。
正解は「②この程度で忙しいとは何事だ。」なのです。人は、忙しいことで自己満足し、それが充分に評価されているものと思いこみがちです。
しかし本当に仕事のできる方は、忙しい中でも冷静に、仕事の「進捗把握」「順序付け」「確認」を行い、仕事をこなしているのです。
では、理想的な答え方はどのようなものでしょうか?
「承知しました。ただ今、至急で別の資料の作成をしていますので、1時間後から追加資料の作成に取り掛かれます。それからでもよろしいでしょうか。」
と、進行中の仕事の進捗度合いを把握し、さらに追加の仕事に対する優先順位を判断し、自分の提案したスケジュールで問題がないか、その場で確認をするのがポイントになります。
仕事が多くなるとつい「忙しい」を口に出してしまいますが、なるべく使わないように心がけたいものですね。
前の記事 | お役立ちコンテンツTOP | 次の記事