共感する力
共感する力は、会議、契約交渉、営業場面などあらゆる場面で用いられるビジネス力の一つです。お客様や取引先の発言に対して受け手は必ずそれを受け止める必要があります。
基本的に人は自分の発言を否定されると相手に対してよい印象を持たず、逆に肯定(共感)されると好感を持ちます。
共感のパターンとして、「同意する」「言い換える」「理解する」「発展させる」の4パターンが基本となります。
「同意する」は、相手の話に対して自分も同じ考えであることを示すという方法です。
「言い換える」は、お客様の発言に対して自分はしっかりと理解していますという形を示すものです。
「理解する」は、お客様がこちらの商品や考え方などに対して否定的な見方をした場合の共感として有効な方法です。
「発展させる」は、相手の発言に対して、実際の例や解釈などを加えることにより、お客様の発言内容を強調する方法です。
この「共感する力」を磨いて、今後のビジネス交渉に活用していきましょう。
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