毎日の生活の中で「何か忘れていないか」と不安になることがあります。特に海外旅行や引っ越しなど大きなイベントの前には慎重になるでしょう。
そんな時に活躍するのが「チェックリスト」です。
「チェックリスト」は、リストアップされた項目を一つずつ消し込んでいくことで、「忘れ物や、やり残しがないか」を簡単に確認できるスグレモノの安心ツールです。

日常の行動や仕事は発生する頻度ごとに区分すると、
①毎日あるもの、
②毎週あるもの、
③毎月あるもの、
④１年に何回かあるもの、
⑤数年に１回あるもの、
と分けられます。

毎日や毎週繰り返しのあるものは、自然に「次に何をやろう」と体が反応できると思いますが、毎月１回とか１年～数年に何回かあるものは、忘れることが出てきます。
こうした不定期なイベントでも、特に一度経験したことであればその経験を「チェックリスト」化して、次回の行動や仕事がモレなくダブりなく確実に実行できるように備えることができます。

「チェックリスト」は作った時がスタートです。モレがあれば追加し、ダブりがあれば削除し、誤りがあれば修正し、新たな工夫が生まれれば追記します。
このように「チェックリスト」は、行動や仕事の進化とともに熟成していくものです。
「チェックリスト」の熟成はビジネススキルの育成そのものと言えます。