言葉づかいについて
今回はマナーの基本である「言葉づかい」についてとりあげます。
職場の内外を問わず気持ちよく仕事をするためには、ぜひとも身に付けておきたいものです。
日本語は相手と自分の立場によって表現の使い分けが必要になります。
そこで登場するのが尊敬語と謙譲語です。尊敬語は相手に対して敬う言葉である一方、謙譲語は自分がへりくだることによって相手を立てる言葉で、自分の動作や状態に使用します。
ベテランの社会人のかたでも混同している場合があるので、あいまいなところは確認しておく必要があります。
具体例をあげます。
「○○様でございますね」「いかがいたしますか」という表現は誤りです。
正しくは
「○○様でいらっしゃいますね」「いかがなさいますか」となります。
共に相手の動作に謙譲語を使っている点が誤りで、尊敬語を使うのが正しい言葉づかいです。
このような間違った表現は相手のかたに失礼になります。
言葉づかいは一度正確な知識を身に付けてしまえば、その後は自信をもって会話ができます。
ぜひこれを機に確認してみてください。
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