会話をする際、あなたが気分良く話をすることができる相手はどのようなタイプの人ですか？
きっと、自分の話をよく聞いて、たくさん喋らせてくれる人ではないでしょうか。

一般的に、人間は聞くことよりも話すことの方が満足感を得られるようです。したがって、会話を通じて相手の気分を良くするには、自分が聞き上手になることが大切です。

ビジネスの場では様々な会話のシーンがあります。
例えば、セールスマンがお客さまと商談をする場面があります。このとき、お客さまの話を遮って、一方的にセールスマンが話をするようでは信頼が得られず、商談は成立しません。
また、上司が部下に業務改善指導をする場面があります。
ここでも、部下の言い分を聞かず、一方的に上司が指導の言葉を発するようでは反発を買うだけで、業務改善はとうてい望めません。

ビジネスに限らず、話し上手よりも聞き上手になる方が、成功に結び付く場面が多いようです。
適度な相槌を打ちながら話をよく聞き、的確な質問をすることで相手にたくさん喋らせることを心がけましょう。