肯定的な話し方で得をしよう
会社では、上司や同僚、お客様とコミュニケーションをとる必要があります。その時、皆さんは肯定的な表現をとるように心がけているでしょうか?
言葉には、ご存じのように肯定的な表現と否定的な表現があります。同じことでも、肯定的な表現は相手に好印象を与えることができます。
そこで、具体的な表現の違いについて考えてみましょう。
あなたはある店舗の販売員です。お客様の希望した商品は、あいにく品切れになっています。
その時、あなたはお客様にどのような応対をしますか?
正解は「あいにく△△は切らしております」です。
もしかしたら「ただいま△△はありません」と言われた経験があるかもしれません。しかし、「ありません」と否定的な表現で言われると威圧的な印象を与えてしまい、お客様は何も言わずに他の店に流れてしまいます。
そこで「切らしております」と肯定的な表現を使うと、お客様とは「今度はいつ入荷するのか?」「同じような商品はある?」という会話につながりやすくなります。
あなたは、上司から1時間以内にある資料を作ってほしいと言われたが、どんなに急いでも時間内に間に合いそうもありません。
その時、上司にどのように伝えますか?
正解は「資料作成に△時間ほどいただきたいのですがよろしいでしょうか?」です。
状況次第ですが、少なくとも与えられた課題に対し、前向きであることをアピールできます。「1時間では資料は作れません」と答えるより、上司からは仕事に積極的と評価されるかもしれません。
肯定的な言葉使いは、思わぬ得をえることができます。是非取り組んでみてください。
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