生まれ育った土地へ戻るＵターン、見知らぬ土地に生活基盤を移すＩターン、仕事を変えることや探すことはただでさえ大変なのに、現在の仕事を続けながらのＵターン、Ｉターン活動ともなれば、相当の覚悟が必要だと感じますね。
２０代、３０代、そして５０，６０代、一人暮らしの方から家族がいる方、それぞれ家庭の事情もできる仕事も異なります。都会で生まれ育った人もいれば、海、山、川、の自然あふれる場所が遊び場だった人など、個々で様々な背景を持っています。これらの背景を考慮すると、短期間で仕事が探しにくいのがＵターン、Ｉターンの特徴だとも言えますね。そのために、Ｕターン、Ｉターンを考えているのならば、少し長期的な視点で準備を始めましょう。

一番大切なのは、ＵターンやＩターンに何を求めて、何を犠牲にしても良いかを、じっくり考えることだと思います。この考えが固まれば、あとは行動あるのみです。
生まれ故郷なら、ご両親や兄弟、学校の同級生を切り口に、企業を探したりできますね。まめに帰省することも、企業を探したり地域の就職状況を肌で感じるのには大切な機会になりますね。Ｉターンの場合は、全く未知の土地へということもあるかもしれません。しかし、先の考えが固まっていれば、行動力でカバーできると思います。

このコラムでも、Ｕターン、Ｉターンの様々な心得や、自治体の支援活動などがあることを紹介してきています。これらを参考にして、活動方法を検討し、自分が希望するＵターン、Ｉターン先の企業を探して、まずは問い合わせをしてみましょう。
焦らず、じっくりと、決断は大胆に、気持ちよく働いて生活できる環境に向かって、頑張りましょう。また、身近に相談できる人を作っておくことも大切なことです。最後に背中を押してくれることで、思い切れることもありますからね。