自治体の支援-熊本県編-
これまであつまるくんでは、UIターンの希望者向けに、自治体による支援の取り組みの例として、鹿児島、宮崎県を紹介してきましたが、今回は熊本県のケースです。
熊本県でも他県と同様、インターネットを通じて求人企業(NPOなどを含む)と求職者を結びつける仕組みとして、「熊本仕事いいねっと」を開設しています。
ホームページ(http://furusato-shigotonet.jp/index.php)に自宅のパソコンからアクセスするだけで求人情報が閲覧でき、必要情報を入力すれば書類を書かなくても簡単に求職者としての登録できます。あとはそれを見た求人企業からの連絡を待つだけ。逆に求人企業を検索して自分から連絡することも可能です。
求職者として登録できるのは、県内に就職を希望するUターン・Iターン・Jターン希望者です。利用は無料。9月25日現在の登録事業所数が172件、登録求職者数は170件です。
このほかに熊本県は、熊本市と東京・銀座の事務所に専門のUターンアドバイザーを配置して、希望者からのさまざまな相談に応じています。
また、熊本県には、Uターン者(九州地域からの移転者や新卒者を除く)向けの独自の助成制度があります。
前述のUターンアドバイザーに相談して登録したUターン希望者を、公共職業安定所かいいねっとを通じて雇い入れた事業主に対し、家族分を含めた交通費や引越し代などの一部助成を行うもので、Uターン前の居住地や家族構成に応じて最大30万円が支給されます。また、事業主が交通費などの費用の全部または一部を負担しない場合は、UターンIターン者が負担した額が助成金としてUターン者本人に支払われます。
熊本県へのUターン・Iターンを希望する人は、こうした県のさまざまな支援策をぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
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