転職活動は「求人情報を探して応募すること」と考えられている方は多いと思います。基本はその通りです。でも、求人情報が公開されるまでの経緯について、お考えになったことはありますか？

大企業ならともかく、中小企業を中心に、企業はまず知り合いや友人などに求める人材がいるかどうか、声をかけて紹介者を探し、該当する方がいればその方を優先的に採用することがあります。そう考えると、求人サイト、求人情報誌に載らない求人情報は、掲載情報の何倍も存在するのかもしれません。

しかし、声をかけてもなかなか希望の人材が見つからないことも地方の特徴です。
そうした求人情報は、求人サイトや情報誌に掲載されますが、掲載の後は、時間との勝負になることもあり、情報発信の日時に合わせたチェックは欠かせないものです。

近い将来、地元への転職活動を考えている方は、この冬に帰省し、地元の友人・知人にひとこと声をかけておくのも一つの方法です。あわせて地元に密着した求人情報誌や情報サイトもこまめにチェックしてみましょう。少しでも広くアンテナを立てておくことは大事なことです。思わぬ転職先が見つかるかもしれません。