社会人基礎力を考える
経済産業省が「社会人基礎力」という「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」に取り組んでいるのをご存じでしょうか?
経済産業省の取組みと聞くとかなりお堅いイメージをお持ちになると思いますが、今回はここで定義されている3つの力について、私の転職経験とともに考えてみたいと思います。
「前に踏み出す力」(アクション)
~一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取組む力~
転職時は、普段より主体性を強く持つ必要がありました。
それは、頼りになるのが自分一人の場合が多かったからです。主体性を強く持ちながら、自分の希望する職を求めて行動あるのみでした。
「考え抜く力」(シンキング)
~疑問を持ち、考え抜く力~
いつ、どんな転職を行うか、とても難しい問題です。
振り返ると、自分の仕事が充実している時の転職話が、一番魅力あるオファーであったと思います。
仕事が充実している時はだれでも、問題解決力や創造性があり、計画的に物事を進めることができますから、採用担当者にもそれがわかるのだと思います。
「チームで働く力」(チームワーク)
~多様な人々とともに、目標に向けて協力する力~
少し視点を変えて、今まで自分が組織の中で自ら情報を発信し、人の話を聴き、規律を守って行動していたかを反省してみましょう。
様々なストレスがあるのが組織、いちいち逃げ出していたらそのうち行き先がなくなります。どのような組織であっても、自分がチームの一員として貢献できるポイントを面接でアピールできるように考えてみましょう。
こうやって考えてみると、どの力も転職の時だけでなく普段の仕事の時にも重要な力ですね。
前の記事 | お役立ちコンテンツTOP | 次の記事