彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず
紀元前5世紀、中国春秋時代に書かれた「孫子」という兵法書の一節です。つまり、敵も味方も情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということです。
なお、戦国武将の武田信玄は、孫子の一節にある「風林火山」を旗にしました。孫子は戦争論を前提としていますが、現在では、孫子を企業戦略に応用しているビジネス書が多くみられます。
就職活動の場合、「相手(志望企業)」と「自分自身」を知ることが重要です。相手を知る例として、志望企業の会社概要を言えるようにする、志望企業が販売している商品やサービスを実際に使ってみる、インターネットで企業や商品の評判を調べる、志望企業の業界を研究する、などがあります。
一方、自分自身を知るということは、他人よりも優れている点や劣っている点を認識することです。声が小さい人であれば、面接で大きな声を出せるように発声練習することが大切です。
相手(志望企業)と自分自身をしっかり把握することができれば、自信を持って採用試験に臨むことができますね。
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