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塞翁が馬

「塞翁(さいおう)が馬」はご存知でしょうか。
昔学校で習ったという方もいらっしゃると思います。
「人間のあらゆること(人間の禍福)」を意味することから、「人間万事 塞翁が馬」とも言います。


中国前漢時代の思想書『淮南子(えなんじ)』が出典で、「塞翁(さいおう)」とは、北方の「砦・塞(とりで)」に住むとされた老人(翁)のことです。
昔、中国の北方の塞に住んでいた塞翁(老人)が飼っていた馬が、ある日、逃げてしまいました。人々が慰めに行くと、塞翁は「これは幸いになるだろう」と言いました。
数ヵ月後、逃げた馬は立派な駿馬(しゅんめ)を連れて帰ってきたので、人々がお祝いに行くと、今度は「これは災いになるだろう」と言いました。
塞翁の息子が駿馬に乗っていると、落馬して足の骨を折ってしまいました。人々がお見舞いに行くと、「これは幸いになるだろう」と言いました。
一年後、隣国との戦乱が起こり、若者たちはほとんど戦死しましたが、塞翁の息子は足を骨折していたため、兵役を免れることができ、無事に済みました。

この故事から、「幸福」と思えることが、後に「不幸」となることもあり、またその逆もあることのたとえとして「塞翁が馬」と言うようになりました。


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例えば、資格取得を目指したり、ワープロソフトや表計算ソフトが使えるようにしたりするなど、仕事の能力を身につけるチャンスです。
就職や転職が決まるまでに仕事の能力を高めておけば仕事の幅が広がり、よりよい仕事に就くことができます。

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