夢のある者には希望がある
これは流通評論家の故吉田貞雄さんの「夢」という詩の冒頭のフレーズです。
この詩は「夢八訓」とも呼ばれていて、次のように続きます。
「希望のある者には目標がある」
「目標のある者には計画がある」
「計画のある者には行動がある」
「行動のある者には実績がある」
「実績のある者には反省がある」
「反省のある者には進歩がある」
「進歩のある者には夢がある」
「夢」に始まって、順に希望→目標→計画→行動→実績→反省→進歩と八つのプロセス(八訓)を経て再び「夢」に戻ってくる。つまり、夢をもたなければ夢はかなわない、しかし単に夢をもつだけではダメで、八訓をループしながら大きく成長していかなければならない、ということを教えています。
「PDCAサイクルを回す」という言葉を聞いたことがあると思いますが、Plan(計画)→Do(行動)→Check(評価≒反省)→Action(改善≒進歩)というプロセスを繰り返すことで、絶え間ない学習が重要であると教えています。
「夢八訓」では、この「PDCAサイクル」を回す前に、「夢と希望が心の支えになる、夢をかなえるためには夢をもて」と力強く叫んでいます。とても勇気づけられる言葉ですね。
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