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為せば成る

長引く不況の中で、就職先を探して一生懸命に活動をしていても、なかなか希望通りにいかないことも多いと思います。 またうまく就職できたとしても、「こんなはずじゃなかった…」と失望し、すぐ辞めてしまうことがあるかもしれません。
今回からスタートする「就職で役立つ格言集」は、そんな皆さんを少しだけでも元気にする古今東西の名言・格言を紹介致します。


「為(な)せば成る」という言葉は聞いたことがあるでしょう。
この為すは「行う」ことで、成るは「うまくいく」ということです。

いまでも「やろうと思って頑張ればできるようになる」という意味でごく日常的に使われていますね。
実はこれは「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という和歌の一部です。

江戸時代中期に米沢藩(現山形県)藩主だった上杉鷹山公が次期藩主に贈ったものです。
もともと米沢藩は上杉謙信公を藩祖と仰ぐ由緒ある藩でしたが、関が原の合戦で敗れて以降、石高を大幅に減らされたにもかかわらず藩士の数を減らさず、名家の伝統維持のための費用の浪費をしたため大変な財政危機に瀕していました。
鷹山公は、なんとか藩を建て直そうとして、藩内の強い反対を押し切り、藩士を減らしたり華美な生活を戒めたりするなど経費の削減を行う一方、農政・教育改革のほか、織物などの新たな産業を興し、ほぼ一代で財政再建に成功しました。
膨大な財政赤字を抱える現在の日本でも、鷹山公のような人が求められているのかもしれません。


皆さんも、「為せば成る」の言葉をちょっぴり味わいながら、就職活動を頑張ってみてくださいね。

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