ＵターンやＩターンを考える際にネックになる点の１つに、希望の職種や条件がなかなか合わないという悩みがあります。

大都市では、さまざまな業種・職種の仕事があります。そのようなさまざまな仕事の経験やキャリアを持った方が家庭の事情などでＵターン・Ｉターンを決意しても、地方では自分の経験が生かせる仕事が見つからず、決断できないというケースが多いようです。
地方ではどうしても職種や仕事内容が限られてしまうことや最近の景気後退により、求人自体が少なくなっていることもその理由としてあげられます。

しかし、地方の中小企業でもそのような貴重な経験を持っているのであれば、求人の条件にはなかったけれども、他のこのような仕事にチャレンジしてほしいということで、結果として自分の希望に近い職種や仕事が見つかることがあります。
ですから、まず求人票の条件だけを見て、「条件に合わないから応募しない」ということではなく、まずは気軽に話を聞くつもりで、応募してみるということが大切です。
特に中小企業の場合、経営者との相性や社風が合うかということが重要ですが、相性がいい企業で会話をしているうちに自分の希望する仕事が見つかる可能性もあります。
求人にないからニーズがないという訳ではなく、都会で培ってきた経験は、地方の企業で高く評価される可能性があります。
まずはお見合いのつもりで気軽に応募してみてはいかがでしょうか。